本記事は発達障害と診断された本人に向けた記事です。支援者向けではありません。
私は月に一度、精神科を受診しカウンセリングと主治医との問診を行っています。
私には現在「ADHD」と「ASD」の特性があると診断を受けています。
今日、月に一度の受診の日でした。
経済的に、精神的に、私は障害年金と障害者手帳の申請をお願いしてきました。
障害者年金は「日常生活の難しさ」で決まる!
結論から言うと、現時点での年金受給は見込めないとのことでした。
日常生活の様子や就職状況、本人の自活能力を含めて検討されます。
私の場合、「就職状況」の点で受給が見込めないとの判断でした。
主治医曰く、「もっと就職と退職をくり返して合わないってなったら申請しよう」とのことでした。
経済的不安はなかなか拭うことは難しいですよね。
今は電話やLINEで年金受給について相談に乗ってくれる場所もあるため、ぜひ一度調べてみてください。
主治医に聞くだけは、損になることはありません。
精神障害者手帳は「通院の頻度」
主治医曰く「2年間2ヵ月に1回以上通院していること」が手帳を発行してもらうときの一つの判断基準になるとのことでした。
私は月に一度の通院を2年以上続けているため、問題なく交付されるだろうとのことでした。
手帳で直接手元に入るお金が増えることはありませんが、
自動車税の免除や公共交通機関の運賃減額など、経済的負担が少なくなります。
手帳の様々な効果については、これから詳細を調べて実践した後に
また別の記事にまとめていきたいと思います。
おまけ 高額医療費の自立支援申請について
医療費の自立支援に関しては、私は診断を受けてすぐに申請したため今日のことではありませんが合わせて確認しておきます。
先に参照した手帳の申請書と同じ申請書類で自立支援の申請も行います。
そのため、必要な手続きや書類、条件も近しいです。
精神科の薬は高額になりやすいため、まだ申請していない方はぜひ確認してみてください。
手帳と同様に一定の通院が必要になりますので、その点だけお気を付けください。
結論 お金の心配も、主治医に相談しよう!
今回の「障害年金」「障害者手帳」「自立支援」いづれも主治医の診断書が必要となります。
そのため、申請するには主治医への相談は避けては通れません。
それなら初めから相談して、状況を理解してもらっていた方が申請の手続きがスムーズに進行します。
お金が無くなりそうで困りそう、と思った時に一人で悩まないでください。
お医者さんに相談しづらかったら、各自治体の発達障害支援センターでも大丈夫です。
必ず味方になってくれる場所があるので、誰かに聞いてみましょう。
私は今回、年金はダメでしたが、手帳を申請して経済的負担を減らす努力をしていきたいと思っています。
なにがしかの方法が見つかると信じて前に進みましょう!
当事者に向けたこのカテゴリーでは、診断を受けたり特性を持っている本人の方だけに向けて記事を作成しております。
支援者の方に向けては少々情報量が心もとなく感じられるかと思いますので、申請の手順や必要書類などは支援者向けの記事の中で紹介していきます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
2022年7月5日 23:52
こちら参考文献として提示します↓
うつ病・発達障害等からの社会復帰に活用!「障害年金」の本当の使い方 [ 土橋 和真 ]